日本人は資産の半分以上を「現預金」で保有している・・・と言われます。
別にそれが悪いわけではありませんが、現預金で保有していると「減ることはないけども増えることもほとんどない」・・・です。
多くの人が現預金で(実際はほとんどが銀行預金)保有しているのは、かつての「高利回り時代」が頭に焼き付いて忘れられないからかもしれません。
昔は定期預金に入れて10年もすれば2倍くらいに増えていた時代があったわけですから……。
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他の先進国では、現預金というのは多くても3割程度でそれ以外は別の形で資産を残している、と言われています。
もちろん、国が違えば文化が違うのは当たり前ですし、文化が違えば価値観や習慣が違うのも当たり前なので、他の国がそうだから日本もそうすべきだ・・・なんてことはありません。
日本では日本独自のやり方・考え方があって良いと思います。
ただ、外国の人々の考え方に学ぶ点も多くあるので、それを素直に取り入れて自分なりにアレンジしていく姿勢も大切だと思います。
物価の上昇等の影響で現金の価値が下がるのは正解共通の事象
→ だからそうしたことを見込める場合は現金以外の資産に分散するほうがベター
先進国では金融商品が充実している
→ だから、資産の分散を検討することは有意義なこと日本人も資産の分散を検討し、もし必要だと悟ったなら「現預金だけ」から脱却してより価値のある資産に転換していくのが良いと思います。
銀行預金崇拝主義から離脱する意識・頭脳を持つことは大切だと思います。