詐欺の儲け話はいつの時代もニュースになります。
悪意あるインチキ話に引っ掛からないようしばしばマスコミなどを通じて啓蒙されますが、それでもお金の教養がない人や金融リテラシーの低い人などはすぐに引っ掛かってしまうようで、やはりそうしたお金の教養を身につけることは大切だと思います。
いろんな詐欺話がありますが、よくあるパターンの一つに「先にやるほど儲かる」という煽りたて儲け(ビジネス)話があります。
よーく考えてみると、このパターンの場合、自分は早いタイミングで聞いたから良いように思えますが後から始める人が本当に今自分が登録したビジネスをやってくれるのか?・・・という疑問が湧きます(疑問をが湧かないと引っかかります)。
後になって冷静になって思うと「自分より遅く始める人がどれだけいるのだろうか?」と不安になり、結局、イライラ・・・ビクビク・・・して日々を過ごす羽目になります。
精神的に不健康だと思います。
後からやってくる人の中に「もうこれは遅いから別の『早い』と言われるものをしよう」・・・と考える人がいても不思議ではありません。
引っかかる人はここがわかっていないのかもしれません。
先に始めた人ほど大きく確実に稼げると謳う儲け話だと後から始める人ほど面白くなくなる・・・という単純で当たり前のことに気づく感性が大切です。
そうした儲け話にお金を投じても結局は損をするだけだったり、その過程でハラハラ・・・ビクビク・・・イライラ・・・ドキドキする分だけもったいないことになります。
それで精神的に病むだけでなく本業の仕事にもエラーが起きたりしていたらかなりヤバいです。
そうしたことに比べれば、不動産投資というのは昔(江戸時代?)からあるれっきとした不動産賃貸ビジネスであり、そんじょそこらの詐欺話とはわけが違います。
これが不動産投機となれば、転売が目的となりますから後から自分より高値で買う人が現れてくれるかどうかを希い願うことになり、イライラ・・・ビクビクすることになりやはりうまくありません。
投機ではなく投資に意識を向けることがベターです。
「先に始めた人が稼げる世界」ではなく、「いつ始めてもキチンと誰でも稼げる世界」で生きていくことが大切です。
どんなに価格変動が起きようが盤石に稼げるように構築しておく・・・それが権利収入の醍醐味の一つであり、それができれば就労から離れることができると思います。