多くの人が「コロナ禍」の影響を受けて2年あまりの期間を過ごしてきました。
2023年5月8日以降はかなりの制限が外れ、2年前~3年前の過ごし方が戻ってきたように思えます。
この2~3年で仕事のパターンや生活様式が大きく変化したという人もいれば、ほとんど変化していない(少ししか変わっていない)という人もいるかと思います。
ここで、「コロナのせいで変わった」と表現するか、「コロナのお蔭で変わることができた」と表現するかで、この先の人生も大きく変わっていくと思います。
前者より後者のほうが「幸せ感/受け入れ態度」を感じられます。
後者の表現ができるような生き方を今現在している人のほうが人生はハッピーだと思います。
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経営の神様と謳われる松下幸之助の言葉を紹介します。
幸之助氏いわく、
「私を成功させてくれたのは次の3つのお蔭です」
1.家が貧乏だったこと
2.学校へ行っていないこと
3.病気がちだったこと
どれも現代人が聞くと、どうして成功要因なんだろう?むしろ失敗要因じゃないのか?と言いたくなりそうなものばかりです。
幸之助氏のとらえ方/発想の仕方はこうだったようです。
1.家が貧しかったから → お金持ちになろうと決意できた
2.学校に行っていなかったから → 全ての人から学んだ
3.病弱で身体が弱いから → 自分の代わりになってくれる人を育てることにした
すばらしい発想だと思います(しかも逆転の発想です)。
○○がないからできない・・・ではなく、○○がないお蔭でこれができる(た)・・・と言えるとは、何とも感嘆するしかありません。
この発想を現代の経営者たち・・・のみならずサラリーマンたちも取り入れる努力をすると良いと思います。
コロナ禍だったからこそこれができた/できるようになった・・・とポジティブに言えるようになりたいものです。
そう考えれば成功のチャンスは無限大にありますね。