毎日、テレビでも新聞でも街の看板でもいろんなところで宣伝広告がされていますが、それを目にしたところで必ずしも人の脳裏に焼き付いているわけではありません。
人は、見ているようで案外と見ていないものです。
つまり、見ているけど「見えていない」わけです。
でも、どこかで本当に「見る」ときがやってきます。
ただし、それを「覚えているかどうか」はまた別の次元です。
見たけど覚えていない・・・ということはたくさんあるものです。
また、当初はさほど興味を持てずにふーん・・・程度だったのが、何かの拍子に俄然興味を抱いて集中的に自ら探そうとすることもあります。
そのように、人の意識は結構いい加減というか、バラバラというか、当てにならない・・・ものです。
だから、営業活動では1度や2度の断りでいちいち凹んでいるのはあまり意味のないことだと思います。
たまたまそのときはうまくいかなかっただけのことで、別の機会に再び営業活動を行えばうまくいくかもしれないわけです。
タイム イズ マネー と言いますが、タイミング イズ マネー でもあるわけです。
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見込み客に対するアプローチは最低でも3回、平均して7回くらいは行うことが大切です。
最初から、そのように頭で理解しておくと、1度や2度の「ノー(お断わり)」は気にしなくなります。
1度や2度訪問したり、プレゼンをしたり、アプローチをかけてダメだった・・・と嘆くのは時期尚早です。
もっと粘り強くやり続けることが大事だと思います。
実際私が営業マンだったころは、3~7回は同じところにアプローチをかけたものです。
思い返せば、そんなに継続行動をしていた営業マンは他にはいなかったですね。
そういう意味では他の営業マンは見込み客リストをもったいない使い方をしていたと思いますし、営業成績で私がいつも一番だったのは小さな差が大きな差につながっていったからだと思います。
一度断られたくらいで凹まない!・・・これは仕事だけでなく、プライベートでもとても大事なことだと思います。