人は、「課題を解決する方法を教えてもらって後はそれを多少変化させながらうまく物事を処理していくのが得意なタイプ」=Aと、「課題そのものや課題を解決するための方法を考えるのが得意なタイプ」=Bとの2通りのタイプがいます。
さらに、その両方が得意なタイプ=Cと、その両方ともに不得意なタイプ=Dがいます。
タイプAは 1→2にすることが得意、
タイプBは 0→1にすることが得意、
タイプCは その両方が得意、
タイプDは その両方が不得手
ということです。
こうした傾向は、小学生くらいの頃からもうハッキリと表面化していて、自分では気づかなくてもけっこう他者には見えている(気づいている)ものです。
たとえば、算数の公式を教えてもらうとその公式を使って問題を解くのが好きな人はAタイプです。こういう人は、営業であれば「既存客営業」に向いていると思います。
一方で、そうした解法を教えてもらうよりもまだ誰も気づいていないことを自分で見つけたり発明したりして、解法そのものをつくり出したり、ルールや普遍性を見つけ出すことが好きな人はBタイプです。こういう人は、営業なら「新規客営業」に向いています。
そして、その両方ともに得意だという人がCタイプでどんな営業でもOK、両方ともに苦手だという人がDタイプで残念ながら営業には向いていない人です。
そういう観点で自分がどういう営業向きなのかを確認・判別してみるのも面白くて良いと思います。