12月になると、徐々に世間は「クリスマス商戦~年末年始商戦」の雰囲気が醸し出されていきます。
早いお店ではもうクリスマスツリーが店頭に飾り始められ、店内ではクリスマスソングが流れていたりします。
会社にお勤めのサラリーマンには、コロナ禍が過ぎ去ったことも相まって、忘年会などの予定がこれからドンドン入ってくるかもしれません。
12月は多くの人の気持ちが昂(たかぶ)る時期で、それは単に冬のボーナスが出るという金銭的な意味合いからだけではなく、やはり1年の締めくくりの最終月だからなのかもしれません。
12月はちょっと特殊な月です。
営業に携わる者にとっては、普段の月なら月末ギリギリまで目標達成に向けて活動できることも、12月だけはそうはいきません。
早いところはクリスマスが終わればもう今年の契約締結などしない!・・・という風潮にあふれていますし、そのクリスマス中も同様です。
すると、実際に営業活動が奏功するのは12月半ばくらいまで・・・となります。
12月はテレビでも巷でもクリスマスソングで人々の心がざわめき始める12月15日くらいまでに目標達成をするくらいの気持ちで臨むことが大切です。
それを前提に12月の活動計画を立てることがコツです。
さらに言うと、年が明けて来年の1月になっても、世間の多くの人は何となくお正月気分から抜け切れず頭がボンヤリしています。
だから、1月の目標達成をするための時間は1月後半に限られています。
そうしたことを踏まえて、12月の半ばまでに来年の1月の前半の分までの営業数字を達成するくらいの高い気概が大切です。
1月の目標の半分は今のうちにつくっておく・・・くらいの意識を持つことが来年の好スタートを切る秘訣です。
なかなか簡単にはできないことですが、でも、こうした発想を持っているか持っていないかで「差がつく」ことは間違いありません。
これを意識するだけで、今日からの2週間の仕事への情熱が全然違ったものになってくると思います。