私はよく「平常心を保つことが大切」という言い方をしますが、これは「精神(メンタル)を安定させる」とも言い換えれます。
最近は生まれながらの経済的格差を揶揄して「親ガチャ」と言ったりするようです。
確かに「人は親を選べない」ので自分が生まれた環境(親や住むところ)に適応して生きていく必要がありますが、親ガチャで自分を嘆く人は言い換えれば親を冒とくしているのと同じです。
そうした人の「平常心」は少し歪んいるかもしれません。
平常心を保ち、精神的に安定した状態で暮らしていくことが大切だと思います。
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少し目線を高めるなら「国ガチャ」という発想もできます。
「親ガチャ」はどうであれ、日本人は「国ガチャ」では大当たりを引いている・・・と言えなくもありません。
「時代ガチャ」という側面もありそうです(戦火真っ只中ではないので)。
日本国しか知らない/ニュース等で他国の情勢を全く見ない・・・という人は除いて、多くの人は世界中の国々の何となくの現状を知っています。
日本より良い国が世界にどれくらいあるだろうか?
私たちは、ある程度の権利が保障された国に、身分制度のない平和な時代に生まれることができ、衣食住が完備された環境下で生きています。
知識はインターネットで無料でいくらでも調べられますし、学校で読み書きをキチンと教えてくれますし、お金を稼ごうと思えば稼ぐ方法はそれなりにたくさんあります。
何と有難いことか!
精神状態の不安定な人は、安定している人にとってどうでもいいことを過敏に受け止める傾向が強く、「〇〇って見られたらどうしよう・・・」と余計なことを深く考えすぎたりします。
他人はあなたが思っているほどあなたに興味が無い・・・のが現実です。
親ガチャを嘆くよりも国ガチャ・時代ガチャを有難く思って感謝し、その感謝の気持ちを周囲のいろんなことに波及させ、「他人は他人、自分は自分」と自分の精神を安定させると良いと思います。
聞いたところによると、精神が不安定の人は圧倒的に「日照不足」がある・・・とか。
多少の日焼けは覚悟のうえ、日々外に出て太陽の光を浴びて街中を散歩することを習慣づけすると良いかもしれないですね。