辛いことから逃げる・・・という手法は誰でも取りやすいやり方です。
ところが、「逃げるから余計に辛くなる」という面もあり、単に逃げただけでは「辛いの原因」は解決されず残されたままになることも多く、それだと再び同じ辛い思いをする羽目になります。
本当は「辛いの原因を排除する」ことが解決のベストな方法だと言えます。
でも、人生においてはそうそう簡単に「原因を取り除いて解決する」ことが可能なことばかりではありませんから、「逃げる」という方法がベターな場合もあるのは確かだと思います。
・・・・・・・・・・・・・
高い山を見上げると「頂上まで登るのは無理だよ!」と思ってしまいますが、とりあえず一歩を踏み出してみると意外とそこから先の道をまた一歩と進み続けることができ、いつしか頂上に登りきっているかもしれません。
食わず嫌いのままでは先へ進めません。
「やってみる」という姿勢があれば、自分では気がつかなかった何かが起きて案外とすんなりと物事が運ぶことは誰にでも経験があることだと思います。
これはできるのだろうか?という不安を消すのは、結局、自分の一歩の行動です。
かつてプロレスラーのアントニオ猪木さんはこう言いました。
この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。
やってみないとわからない・・・といった類のことは多々あるものです。
やる前から尻込みしてできない言い訳を探していかにしてやらずに済むかを考える・・・という生き方は改めたほうが良いと思います。
よくわからないけど、「自分はいつもとりあえずやってみる/一歩踏み出す」ことをモットーとしている・・・という生き方のほうがベターだと思います。