コップを上に向け、持って生まれた器量と自己成長で埋めていく「やり方の前にあり方」と言われます。
どんな新入社員であっても「やり方」は時とともに否応なく身に付いていきます。
しかし「あり方」は、白紙のうちに適切に構築していくことが大事で、要は最初が肝心です。
不適切なあり方が身に付くと、後々損します。
「やり方とあり方」は、社会人コップを上に向けて、その人が持って生まれた器量と自己成長で埋めていくような感じです。
新入社員の社会人コップが下を向いていると、上司や先輩社員がいくら教えても何も入りません。
また、意識してサイズを大きくしていかないと、すぐに水があふれ出てしまいます。
サイズは自分の意識で広げていくことが可能です。
サイズがペットボトルだと、それだけの水が入ります。
サイズがバケツだと、それだけの水が入ります。
サイズがタンカーだと、それだけの水が入ります。
ある時点で壁にぶつかったり障害に遭遇したとき、「私にはできません」と言って逃げるのは簡単ですが、それだとその後の自己成長が望めません。
自己肯定限界点をどれだけ高い位置にもっていくことができるか・・・が、サラリーマンのビジネスマン化に影響を与える重要なポイントの一つだと思います。