日本人はリスクを取ることを極端に嫌く傾向がある・・・と言われています。
だから「(仮に)80%の確率で100円が500円になる話」があってもほとんどの人は手を出さない・・・とか。
「80%の確率で100円が500円になる」ということは
1回の挑戦で失敗率20% (←100%×0.2)
2回の挑戦で失敗率4% (←20%×0.2)
3回の挑戦で失敗率0.8% (←4%×0.2)です。
それでもやらない人がほとんど・・・だとか。
これは確率を計算する人が少なく、潜在意識の中に「ちょっとでも失敗確率があるならやめておこう」という意識を植え付けられて育った人が多いからだと思います。
もっと言うと、常にリスクゼロを求め、確実に自分は負けない/損をしないという約束がない限り危ない橋を渡ろうとしない・・・ということです。
なぜなら「負ける/損をする」ことは恥だ、みっともない、他人から白い目で見られる・・・という刷り込みがされてきたから・・・です。
そして面白いことに、リスクが無い(ゼロ)の案件を探しているのに、実際そんなノーリスク案件があっても手を出さない人がほとんど・・・という傾向もあります。
それはなぜか?というと、たとえノーリスクだったとしても何か新しいことを始める/新規の案件に手を出すのは面倒臭い・・・と思ってしまうから。
もちろん、すべての人がそうだというわけではなく、相対的に見てそういう人が日本人には多い・・・ということです。
結局、ノーリスクであろうとなかろうと何もアクションしない人が実に多いのが日本人の特性だと思われます。
今の若者は徐々にこうした傾向から外れていってもらいたいし、もっと自分を信じてさまざまなことに挑戦してもらいたいと思います。
たとえリスクがあったとしても、何もしない人生よりは何かに挑戦して失敗を経験した人生のほうがベターだと気づいてもらいたいです。
リスクを過度に恐れて何もしない人生を歩んでいると、せっかくのチャンスが目の前にあったとしても受け取ることができません。
異性と付き合う・・・結婚する・・・ということに際し、「相手に断られる」というリスクを恐れるがあまり一歩を踏み出せないでいると少子化は一向に解消されません。
何事も勇気をもって一歩踏み出す!・・・という行為が大事です。
停滞し続ける「その他大勢」の人になってはいけないですね。
成長・進化する「勇気ある挑戦者」になることが大事です。
リスクがどんなに少なくても怖くて手を出せない/面倒くさくてやりたくない・・・と言っていたら、何も変わりません。
衰退・老化してダメになっていくだけです。
多少のリスクは目をつぶってトライしていく姿勢を持つようにしたいものですね。