
サラリーマンが仕事帰りにお酒を飲む機会は昔よりかなり減ったと思いますが、それでもこの時期はけっこう「居酒屋」は賑わっていると思います(学生も含めた新人歓迎会などで)。
昔から「飲んでも呑まれるな」と言われます。
意味は「お酒を飲んでも、場の雰囲気に呑まれるな」ということであり、もっとかみ砕いて言えば「酔っぱらちゃって、ペラペラと余計なことをしゃべるな/倫理・道徳に反する行為をするな」ということです。
酔っているがゆえに本人は何を話したか、何をしたか」を忘れて記憶にないかもしれませんが、周りの人はちゃんと覚えているものです。
ステキな振る舞い、語りであれば美談になるのですが、たいていはその逆のパターンになることが多いと思われます。
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フツーの酔っぱらいは完全に無防備です。
そうなると、意識して言葉や表現を選んで会話をするというモードになりにくく、ほとんど本能のまましゃべりたいことをベラベラと話すだけ・・・ということになりがちです。
そして、そういうときにこそ「本性が現れます」。
普段、会社内ではそぶりも見せない「ある分野における博学」とか「とても素人とは言えない何らかの腕前」とか「見事なかくし芸」などであれば、一気に周囲の耳目を集めます(もちろん、良い意味で)。
それなら良いのですが、ついつい本性が出て(しかも悪い意味で)、周りをイヤ~な気分にさせたり、明日からの仕事に響くような醜態を晒してしまうと、もう目も当てられません。
この時期、つい、お酒を飲みすぎて・・・というパターンに陥る人もいるかと思いますが、くれぐれも自重して自己防衛をはかっておくことが大事だと思います。