
当たり前のことですが、魚のいない水溜まりで釣り糸を垂らしても魚は釣れません。
魚のいない池でずっと釣り糸をたらして、「もう5時間もやった・・・そろそろ魚がかかるはずだ・・・なぜなら俺はこんなにも真面目に釣っているんだから!」・・・と宣(のたま)っても、周りから見たらただのアホです。
ここで、周りにも「そうだな・・・」と思う人がいたら、その人たちは同類で、基礎的知識が欠如している、と言えます。
「そこに魚はいない」とわかりきっているのに、「真面目に頑張っている!」と言って戦略ミスを正当化してもナンセンスです。
似たようなことは日常の生活や仕事の中でたくさん起こり得ます。
良識・見識のある人から見ればすぐにそれが当たりかどうかわかることなのに、当の本人や取り巻きたちには本質が見えていない/物事が分かっていない/知識不足・・・といった事例はよくある話です。
「お金持ちになりたい!」と言いながら、「職業選び」をちゃんとしない(お金を稼げない職業を続けるとか)のは、これまた先ほどの「釣り人」と同じです。
「原因と結果の法則」という言葉がありますが、まさに原因が間違っていたら結果も間違ったもの(=自分が求めているのとは違う結果)になります。
仕事でうまく成果を出したり、出世していく人の多くはキチンと適切な原因を作っているからこそ欲しい結果を導いているわけです。
間違った道を歩まず、自分が求める(欲する)結果が待っている道を正しく選択することはとても重要だと思います。
























