
スポーツの試合で「0:0」とか「1:1」というのは同点であり、どちらか一方の勝ちでも負けでもありません。
そもそも試合(ゲーム)の始まりはいつも必ず「0:0」です。
ゲーム開始後、自チームが先取して1点を取ったとき、多くの人は「勝利」を期待して歓喜します。
ところが、その後相手チームが1点を取って同点になると、多くの人は「勝利する可能性が消えた」と勝手に勘違いして落胆します。
勝利する可能性は消えたのではなく、弱く(薄く)なっただけ・・・です。
たとえば、サッカーの試合でそうした流れになると、日本人サポーターは「あー追いつかれた!ダメだー・・・」と落ち込みがちです。
でも、冷静に考えればあくまでも「1:1」の同点状態であり、「0:0」と変わりはありません。
面白いのは、こうしたとき、イタリア人サポーターは選手に「In bocca al lupo(狼の口の中へ)!」と声をかけるそうです。
意味は「やっとゲームが始まっただけだ。さあ楽しくなるぞ!」という意味だそうです。
当たり前ですが、ゲームとは「点を取る/取られる/取り返す」ことの繰り返しです。
出来事は一つ、とらえ方はさまざま・・・です。
試合で点を取り取られ同点になったとき、「勝利が消えた」と勝手に負けを想像してしまうのか?
それとも、「ここからが再スタートだ」とまるで欣喜雀躍(きんきじゃくやく)のように転じるのか?
このマインドセットは大きな違いを生むと思います。
人生でも仕事でも、それまでのアドバンテージを失って元の木阿弥状態になることはあるものです。
でも、それは「スタート地点に戻っただけ」です。
一時的な失敗をどのように受け止めてどのように対処するかで、そこから先の道が変わってきます。
「負け」ではなく「再スタート」だと気づくことは大切です。
そして、改めて自分を奮起させていく姿勢が大事ですが、この「自分を鼓舞する意識」を常に持ち続けることはとても重要だと思います。
























