
世の中には「誰でも、ラクに、簡単に、儲けられる・・・」といった広告・宣伝が溢れています。
たとえば「コピペするだけで稼げる」とか、少し前なら「メルマガ発行で簡単に儲かる方法」、今なら「AIを使って儲ける裏技」といった類のモノです。
「仮想通貨で億り人になる方法」・・・なんてものもありました。
こうした言葉に安易に飛びつく人は、他人を信じやすいのかもしれません。
並べられた言葉を鵜呑みにして、書いてあることがウソのハズがないと盲目的に信じこみ、自分では何ら検証もせず、「ラクして」という表現だけをひたすら当てにして動くわけです。
闇バイトに応募する人というのはこうしたタイプの人なのかもしれません。
そう信じ込んでしまう気持ちはわかります。
誰だって(苦労するよりは)ラクしてお金持を稼ぎたいものです。
ただし、そんな意思決定ばかりを繰り返していると、リスク判断力や長期的視点が欠落していきます。
結果として、投資詐欺や怪しいビジネスなどに引っかかって、かえって遠回りな人生を歩むことになりかねません。
もっと「熟慮する習慣」が必要です。
「熟慮する」とは、いったん立ち止まってさまざまな角度・視点から物事を客観的に俯瞰し、「物事の本質をとらえる」ことです。
「物事の本質をとらえる」とは、〇〇ということはつまりどういうことなのか?と深堀りして考えることです。
これとは真逆に、ほとんど考えようともせず、すぐに飛びついたり、検証しないで盲目的
に信じたり、中長期ではなく目先の利益だけで判断したりすると、本質を見逃し、後に痛いしっぺ返しを食らう恐れが高まります。
物事を学ぼうとせず、自分の頭で考えることを放棄するのはうまくないと思います。
そんな人に「成長」の2文字はついてきません。
自分が成長できないのは自業自得だとしても、ここでさらにうまくないのは「誰かの発信する情報を咀嚼しないでそのまま横流ししてしまう(拡散する)」という行為です。
SNSでデマの拡散が時おり問題になりますが、悪意のない拡散行為はウソ・デマ・詐欺話が広がってしまうとかなり迷惑な話になります。
騙されたくなければ己の判断力を磨くしかないし、お金儲けをしたければ基礎から学ぶしかありません。
成功するのに学歴(学校の履歴)はなくてもいいのですが、でも、学力(学ぼうとする力)は必要です。
「この情報は事実か?」「この話の根拠は何か?」「これは事実なのか意見なのか?」「これによって誰が得をするのか?」・・・といった問いを自ら立てられるようになることが大切だと思います。
それが「自分の頭で考える」ことに通じます。
日々成長の精神で、常に学ぶ姿勢を持ち、情報に関して自分の頭で考える習慣を身につけることは、残念ながら歳老いてからはなかなかしんどいものです。
是非、若いうちからそうした訓練を行なって自己研鑽に努めていくと良いと思います。
























