目標達成には「何を(=実現したいこと)」と「いつまでに(=期日)」という2つの要素が必要です。
この「期日」の概念がないのが「夢」です。
夢は「何を(=実現したいこと)」はありますが、いつまでに?といったことがまだ明確になっていない段階を言います。
目標を立てたら、初期段階の行動はおそるおそるのゆっくりとした行動で動き始めるかもしれませんが、まあそれでも構わないと思います。
大事なのは、まず一歩踏み出すことです。
そして、一歩の後に次の一歩を踏み出し、それを繰り返していくうちに「勢い」がついてきます。
勢いがつくと、時間が経つほどにどんどん早くなってより大きなパワーが生じていきます。
それが「加速」状態です。
たとえば、小さな雪玉を手で転がしていくと徐々に雪玉は大きくなり、坂道などで勢いがついていくと後は手で押さなくても勝手に転がってさらに大きくなっていきます。
同じように、目標に向けた行動も勢いがついていくとどんどん加速していきます。
そして見事目標達成!となります。
仕事などで、行動していても目標達成できずに終わってしまう人というのはこの加速が足りない、間に合わない人です。
勢いがついている人は身体が勝手に動いているので、動こうとしているのではなくむしろ「動かない」より「動いている」ほうがラクだったりします。
この感覚を経験している人は強いです。
加速を手に入れると、努力感がなくても割とラクに目標に到達できます。
最初の動きはゆっくりでもそれを継続していくことで加速力をつけ、どんどんスピードアップして目標に到達する・・・この経験をしておくと「最初の一歩」を踏み出しやすくなりますね。