目的あってこその目標です

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多くの人は目標設定のプロセスにおいてある重要なことが抜けていたりします。

それは目標設定を行う前に、あるいは同時並行で用意しておかなければいけない「目的を明確にしておく」ということです。

目的なき目標設定ではナンセンスです。

どうしてその目標を達成したいのか?
その目標を達成する目的は何なのか?

これを明らかにしておくことが重要です。

たとえば、貯金の金額でも、年収の金額でも、ダイエットでも、彼氏彼女をつくることでも、旅行プランでも、どういったことでもそうです。

自分なりに何らかの目標を持つこと自体はすばらしいのですが、そこに「目的」が存在していなければやがて途中であきらめたり、忘れたり、ちょっと壁にぶつかると目標を捨ててしまったりします。

そうすると「いつも目標達成できない自分」ができてしまってソンです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

人の脳は新しいことを嫌って従前のままのことを好むという傾向がります。

目標設定したうえでの行動はこの「新しいこと」に分類されます。

目標達成のためには従前の行動を変える必要があるのに、しばらくの間は脳が勝手にそれを拒んでしまうわけです。

貧乏な人は貧乏な状態を安心し、太っている人は太っている状態を安心してしまうという不思議な特性を人は持っています。

新しい目標をせっかく立てても、長続きしないでいつしか元の自分に戻っていってしまうわけです。

そこで繰り返し行うことがその拒みを補い、自分を変化させてくれるわけです。

「目的」がしっかりあって、その目的実現に強い意欲を持つことで人はモチベーションを維持し、目標達成に向けた行動を反復できるようになります。

人は目的があればがんばれるものですし、目的がないと人はがんばりにくいものだと思います。

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