会社再建のプロとして名高い、元経団連会長の土光敏夫(どこう としお)さんの言葉にこんなのがあります。
「会社で働くなら知恵を出せ
知恵がない者は汗を出せ
汗も出ない者は静かに会社を去れ」
企業で働く人は、これくらいのちょっと厳しいけども本当のことをキチンと理解しておくことが必要です。
仕事のできる人は、能力もあって努力もしている人です。
仕事のできない人は、能力もなく、努力もしていない人です。
能力があるのに努力をしていない人はやがて劣化して「仕事のできない人」になっていきます。
能力がなくても努力をしている人はやがて「仕事のできる人」になっていきます。
■参考:過去ブログ』4つのジンザイ』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11083614965.html
土光さんの言葉は、努力をしていない人(=汗を出していない人)には厳しい言葉ですが、努力をしている人には「何をいまさら・・・」といった当たり前の言葉です。
何よりも土光さん自身が、他人にそうであるのと同じ以上に自分に厳しく言行一致の人だったからこそ、この言葉も残されているのだと思います。
土光さんは東芝の社長・会長も歴任された人ですが、組織はトップ次第で変わるものです。
最近また東芝の粉飾問題が再燃していますが、土光さんがこれを聞いたら何と言うのやら・・・・・・?
いずれにしても、仕事は横着したりサボったりせずに、知恵と汗/能力と努力が大事ですね。