仕事を推し進めていくとき、どこかで課題に突き当たることがあります。
ここで言う課題とは「解決しなければいけない問題点」のことです。
「解決しなければいけない」のでそこから逃げたり、回避してはいけないシロモノです。
逃げたり回避できるのは、ただの「問題」です。
そうしたとき、サラリーマンの中には全力をあげてその課題から自分だけは逃げようとして、一生懸命に「できない言い訳作り」に情熱を傾ける人がいます。
でも、それでは成長もなければ会社の発展もありません。
情熱を傾けるべきは「できない言い訳作り」ではなく、「どうやったらできるか?」「どうすれば解決できるか?」という前向きな解決策のほうです。
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課題・問題・壁・・・にぶち当たったとき、それが課題・問題・壁たり得るのはそこに「自分の能力の限界」と「環境の限界」があるからです。
「能力の限界」とは、いわば「内なる限界」であって、その時点では超えられなくても努力次第で越えることができるかもしれない限界です。
「環境の限界」とは、いわば「外なる限界」であって、置かれている経済状況や法律制度や社会風土に因があります。
どちらにしても、知恵を絞ることが大事です。
無条件降伏をすることほどもったいないことはありません。
無条件降伏では自己成長が一切望めないからです。
たとえ今すぐは無理・・・と思えても、何か工夫を凝らすことで100%のうち数十%までは可能になるかもしれません。
段階がいくつもあることなら、すべての段階はクリアーできなくても○段目までは解決できるかもしれません。
いずれにしても、情熱を傾けて「否定・逃避=できない言い訳作り」をするのではなく、その情熱をむしろ「挑戦・工夫=どうすればできるだろうか?」に傾けることが重要だと思います。