目標達成できる人というのは、「あなたの目標、現在地(今の実績)、差額、差額を埋める対策方法として5つ挙げよ」・・・と言われたとき、ほぼ即答できる人です。
そういう人が目標達成できないハズがありません。
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営業で、目標数字を達成した/達成できなかった・・・とか、会社経営で目標業績を達成した/達成できなかった・・・という人たちに話をきいてみると、そこにはある共通した傾向があることに気づけます。
目標を達成した人に話を聞くと、ほとんどの人が達成までの道のりは、「きつかった/辛いこともあった」・・・「でも逃げなかった/あきらめなかった」と言います。
つまり、未来を信じていたわけです。
目標を達成できなかった人に話を聞くと、言葉の端々に、どうしても隠しきれない「まあ、こんなもんでいいか/しかたないな」といった一種の現実逃避にも似た甘さが見え隠れしています。
つまり、現実に甘んじて先(未来)を見ることを拒んでしまっているわけです。
目標達成までの道のりが平坦で、何の問題もなかったから達成できた・・・というわけでは決してありません。
誰もが、デコボコでガタガタの道のりを歩んでいきます。
決してラクな道ではありません。
「現実は」ラクではないけども、「未来においては」ラクになれる・・・と信じることは大切です。
人はさまざまなことを予測して準備もしますが、でも、預言者ではありませんからその読みが外れる場合もあれば、もっと大きな困難が待ち受けていることもあります。
いつも良いことばかり起きればいいのに・・・というのは、残念ながらファンタジーであって現実的ではありません。
当たり前のことですが、「人生~楽ありゃ苦もあるさ」・・・です。
でも、悪いことが起きれば、逆に、良いことも多々起こり得ます。
「あきらめない」という姿勢を大切にして、もうここまでか・・・と思ったときに、それでもあえてもう一歩踏み出す勇気を持つ・・・これが分かれ目なのかもしれません。
ギリギリのところでの「さらなるもう一歩」・・・これが重要だと思います。