一般的に「働いて収入を得る」というのは、「何らかの問題を解決することでお金を手に入れる」ことを意味しています。
その大小はありますが、ほとんどの場合はそうした原理原則が当てはまると思います。
決して「一定の時間を拘束されればお金を手に入れられる」とうことが原則ではないと思います。
サラリーマンはこの点に気がつき、これを活かすことが大事です。
つまり、就業時間をそつなく会社に居座ることで給料をもらおうとするのではなく、またそうした姿勢が働くということだと錯覚するのではなく、会社が抱えている問題/上司や先輩の問題/お客さまの悩みや問題を解決するために、自分が働くんだ!・・・という意識を持つと良いということです。
そうした意識を持って働いている人と、まったくそうした意識を持たずに働いている人とでは、自分の時間単価にかかるレバレッジの効果が全然違ってくると思います。
当然、そうした心の姿勢は態度や言動にも現れてきますから、それを上司が見逃すこともありません。
端的に言えば、いずれ「人事評価」が変わってくる・・・ということです。
問題が出てくると、その問題を解決するノウハウがお金になります。
問題が生まれれば生まれるほど自分を活かすチャンスが増え、延いてはお金を得る機会も増えていくわけです。
日本ではまだまだ「時間とお金は対価である」という概念で仕事をする人が多く、そういう人は一般的にサラリーマン/雇われ人・・・と呼ばれますが、早くその状況から卒業してビジネスマンになることが大切だと思います。
時給いくらで働く人たちの発想は「時間=お金」であることが多いですが、「時間=お金」という発想から、「問題解決のアイデア=お金」という発想に切り替えると、サラリーマン感覚からビジネスマン感覚へ一歩進めます。
あとは、日頃から問題を解決する基本的なビジネススキルを習得し身につけることを意識していけば、ますますベターな人生に転換していくと思います。