アメリカの実業家・政治家のロス・ペロー氏の言葉にこんなのがあります。
「人生はまるで蜘蛛の巣のようだ。
糸が複雑に入り組んでいる。
成功するかどうかは、ビジネススクールで習う5ヵ年計画やその計画の良し悪しで決まるものではない。
成功は予期しないチャンスにどのように対応するか・・・で決まる」
そのとおりだと思います。
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よく言われるように「ピンチはチャンス!」というとらえ方・発想の仕方は大切だと思います。
言うは易く、行なうは難し・・・かもしれませんが、その発想を持ち続けていることが大事です。
今年のコロナショックにおいても、この発想をもってまさにペロー氏の言葉に倣って自分の行動を改めるきっかけにした人は、その後の損失・損害は少なく抑えられているかもしれません。
逆に、大きく発展し、順調な生き様を描いている人もいるかもしれません。
ところが、人はピンチの状態に陥った時に「これはチャンスだ!」と頭を切り替えることができないのも事実です。
なかなかここが難しいところです。
それができるようになるには、やはり日ごろの習慣や意識づけが大事なのだと思います。
自分にとって不本意な出来事に遭遇した時、敢えてそこで一呼吸をつき、気持ちを落ち着かせたうえで、「このピンチをどのようにとらえ直せばチャンスと言えるのだろうか?・・・」と再考できるように普段から心がけておくと良いと思います。