中学生・高校生のころに学習塾に通った人も多いと思います。
Q. なぜお金を支払ってまで学習塾に通ったのか?
A.
1.学校の勉強に遅れをとらないようにするため
2.受験で合格を勝ち取るするため
こんなところがその答えだと思います。
では、さらに、なぜ「学校の勉強に遅れをとりたくないのか/なぜ受験で合格したいのか?」・・・というと、少し長い目で見て、将来の就職を有利にしたり/自立して安定な収入と暮らしを望むから・・・だと言えます。
高学歴を片手にして大手企業に就職して安定と高給を得る(得たい)・・・という思惑があったからこそ、子どものころに多額の月謝を支払って学習塾に通った(通わされた)のだと思います。
まあ、今や大手企業に就職できても思惑通りの安定と高給与が得られる時代ではなくなりましたが、昔はそんな考え方で子どもを学習塾に通わせていた親も多かったハズです(今もかな?)。
これを少し視点を変えて言えば、「時間とお金を投資してその分以上を時間をかけて回収する」・・・と言えます。
時間をかけて回収する・・・という投資の概念を知らず知らずのうちに幼少のころから人は実践してきています。
ではなぜ大人になってからそうしたことをしないのか?
あるいはビジネスでそうした概念を持ち込もうとしないのか?
それは
1.そうした概念を自分で意識してやってきていないから
2.時間がかかることを嫌いすぐに結果を求めたいから
だと思いますが、多くの人は両方の答えを併せ持っていると思います。
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天才は我流でやってもすぐに得たい結果を得ていきますが、天才でなければなかなかそうした結果をすぐに手を入れることはムリです。
自分が天才じゃない・・・とキチンと認識している人は「お金を稼ぐことにおいて我流でいける」とは決して思いません。
だから、うまくいっている人(先人)のマネをして自分も倣おうといます。
結局それが時間の短縮につながると経験則上知っているわけです。
それができない人は、自分の力を過信している人か、それとも無知無能な人です。
現状認識/自分の力量を知ることは大切です。
多くのことは我流で時間をかけるよりも誰かに習って教わったほうが早いです。
お金を稼ぐこと/増やすことに関しても、自分流(=我流)でいくよりも、歴史に倣って先達から教わって(←すべて100%コピーするのではなくても)稼いでいくほうが早いと思います。