ビジネスの世界では「USP」という言葉がよく出てきます。
USP(Unique Selling Proposition)とは、日本語訳にすると「独自のウリ」です。
別の言葉でいうと、USPとは「ライバルには無い、自分/自社だけの強み」のことです。
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もし、自分には他者に誇ることができる何か/他人からお金を頂けるようなスキルがあって、それをサラリーマンとしてではなく(=雇用契約ではない形で)提供したいと思ったら?
私はこんなことが提供できます!・・・とアピールすることが必要ですが、昨今の時代ではインターネットを使ってさまざまな手法でそれが可能です。
人が集まってくる仕組みを作れれば、それを見た人がそれを必要とした時に注文をくれるかもしれません。
今の世はそれ(情報発信と仕組み構築)を個人でもできる世です。
ただし、そのときに必要になってくるのが冒頭に書いたUSPですから、自分なりのUSPを明確にしておくことが大事です。
USPが乏しいと「その他大勢の一人」にすぎなくなり、大勢の中にうずもれていきます。
大勢の中にうずもれないためには多少は尖った存在であることが肝で、どの部分でどう尖るのか、その尖り方は共感を生むことができるのか、納得を生むことができるのか、少なくとも理解はされるのか・・・といったところが大事になります。
人気ユーチューバー/お笑い芸人等には必ず賛否両論の意見が付きまといますが、それはこうした「尖った部分」があるからとも言えます。
尖った部分に賛同する人もいれば、否定する人もいますが、それは尖っていようがいなかろうが結局はどんな人であっても好き嫌いがあるので賛否両論はつきまとうものです。
尖った部分≒USPとなり得ますが、多くの人に必要性・共感・納得感を与えられるUSPを身につけると、サラリーマンとして働くのも独立して生計を立てるのもけっこうラクになると思います。