「2045年問題」というのがあるそうです。
それは、コンピュータの技術が発達し続けて、2045年には全人類の知能を超える「AI」が生まれ、その「AI」が自分よりも優秀な「AI」をさらに生み出す・・・ということが繰り返され、、人間のやること(特に仕事)が極端に少なくなっていくということらしいです。
そうなると、人間の頭脳レベルではもはや予測不可能な未来になるでしょうね。
つまり、人工知能(ロボット)に人間が支配される未来になるかもしれない・・・ということです(恐ろしい!)。
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人間の場合は仕事の成果物に出来・不出来のバラつきが生じますが、ロボット(機械)にはほとんどそうしたことがありません。
人間はあわよくばサボることを選択しますが、ロボットは決してサボったりしません。
ロボットは、予め撃ち込まれたデータを基にしてデータ入力者が求めるように作動します。休憩や食事も不要ですから24時間動き続けることもできます。生産効率ではロボットのほうが圧倒的に人間よりも優れています。
歴史を見ても、機械の登場によって効率化が図られ、その分従前に働いていた人間の仕事がなくなる・・・という流れがいくつもあります。
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最近はスーパーでもセルフレジを導入しているところが増えてきました。セルフレジにはレジ店員はいません。
5台のセルフレジアあれば、その機械の動きをチェックする監視員が一人いるだけで、つまりこれまで5人の人間がやっていたことをセルフレジを導入することで一人の監視員をつけるだけでコトが済むわけです。
実に4人分の雇用が消えています。するとどうなるか?
・職を失った人が社会に増えていく
・自分に何らかの特長が無ければ仕事をする機会が減る可能性大
・ロボットにできるようなことは仕事・職として成り立たなくなる
・・・という方向に世の中が動いていきます。
時代の変化にはたいてい萌芽があります。
兆候に気づき、変化を読み取り、そのうえで自分が為すべきことを適切にとらえて実践していく姿勢が大切だと思います。