「お金が足りない!もっと年収を増やしたい!」と思うなら、それを解決できる手段を取り、実践していくのみ・・・です。
必要なのは、何をすべきか?を導く「思考力」、そして、それを実践する「行動力」です。
2つ合せてザックリ言うと「問題解決力」です。
これはお金(収入)の問題に限らず、すべての問題・悩みに関して言えます。
組織で言えば、すべてのリーダーは身につけておかなければいけない能力の一つでもあります。
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時間給で働く人が収入アップを欲するなら、基本的な解決方法は「働く時間を増やす」ことであり、応用技としては「時間給を上げる」ことです。
前者は自分の行動ですぐに解決できますが、後者は自分だけの力ですぐに解決はできません。
両方を目指して(意識して)行動するのが良いと思います。
成果物で収入を得ている人が収入アップを欲するなら、基本的な解決方法は「成果物を増やす」ことであり、応用技としては「成果物の単価をアップする」ということです。
これも前者は自分の行動ですぐに解決できますが、後者は自分だけの力ではすぐに解決しないところがあります。
同じく両方を目指して(意識して)く行動するのが良いと思います。
時間給で稼ぐわけでも成果物で稼ぐわけでもない人(例えば投資でお金を稼いでいる人)であっても、原則的な解決方法は前述した内容と同じです。
不動産投資で家賃収入を得ている人であれば、基本的な解決方法としては「所有する賃貸物件の数を増やす」ことであり、応用技としては「家賃を上げる」ことです。
そして、その両方を目指して(意識して)行動すると良いと思います。
ここまで書いてくれば聡明な読者の人にはもうおわかりだと思いますが、「収入アップ」を欲するならその解決方法は大きく2つの要因にかかっています。
つまり、「数を増やすこと」と「単価を上げること」です。
難しく考える必要はなく、シンプルに考えれば原理原則が見えてきます。
会社経営者であれば「売上アップをするには?」という命題によくぶち当たると思います。
原理原則的なことを言えば、「売上を構成している要素が何なのかと売上を分解し、それをすべてアップさせることを考える」ことで解決できます。
商品数/商品単価・・・顧客数/顧客単価・・・店舗数/店舗単価・・・といった感じです。
ただし、経営ではいくら売上だけを上げても費用のことも抑えておかないと利益につながりませんから、売上を検討したら続いて費用のこともキチンと検討することが大事です。
経営者は毎日こうしたことを考え、加えて他のこと(人事や新規戦略など)も頭の中で反芻・思考することが求められます。
いずれにしても、大切なのは「思考力と行動力」であり、これを有言実行できる人は「誠実」な人だと思います。