大きな会社になるほど、外部に業務委託をしたりするので、自然と「士業関係者」の人との付き合い数が増えます。
たとえば、弁護士、税理士、会計士、司法書士・・・などです。
当然ビジネスで依頼するわけですから、そこにはフィー(料金)が発生します。
その料金には幅広い自由度があって、ある人からみれば安く見えたり、別の人からみれば高く見えたりもします。
金額だけを見て「高い!」と感じるときは、世間相場を知らないか、あるいはその人にとって不要の存在レベルかのどちらかだと思います。
大事なのは、こうした士業の人に何かを依頼・委託するときは
1.「何を求めて委託するのか?」を経営者自身が明確にしておくことと、
2.費用だとは思わずに「一種の投資だと理解すること」
だと思います。
士業の人に仕事をお願いすることは、工場で製品を作るのとは違いますから、単なる均一化された費用(コスト)として考えるのはうまくありません。
そこで使ったお金が無効化に終わるかもしれないし、後々に大きなリターンとなって返ってくるかもしれない・・・と考えれば一種の投資のようなものです。
大きなリターンになることを期待して、そのためにも士業の人に気持ちよく働いてもらうことが大切です。
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経営コンサルタント/顧問なども同様です。
必要に迫られていない限り、たいていの料金表はパッと見ると「高い!」と映ります。
そうしたときは、
1.頼まない
2.保険料だと思って割り切る
・・・ことが大事です。
士業にしても経営コンサルタント/顧問にしても、それぞれ経験と実績による「レベル」があります。
つまり、腕のいい人とあまり腕のよくない人がいるということです。
やはり「依頼する目的を明確にする」ことが大切で、それがあいまいだと経営的にはもったいないお金の使い方をしていることになりかねないと思います。