人から聞いた話ですが、何かの参考になると思ったので書きます。
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あるスーパーで、間違えてプリンを100個仕入れてしまったそうです。
普段は売れても10個程度で、注文時に一ケタ間違えてしまったわけです。
発注した店員さんは当然ピンチ!です。
もちろん上司に叱られましたが、「覆水盆に返らず」で、納品されたものはもうどうしようもありません。
残された道は、とにかく「売る」ことです。
そこでどうしたか?
その店員さんはこうしたそうです。
入口にA4コピー用紙を貼りました。
「あのプリンあります!」
入ってきたお客様は「あのプリンって何だろう?」と思います。
少し歩くと、床に紙が貼ってあります。
「あのプリンはここを左折」
左折して少し行くとこう貼ってあります。
「これがあのプリンです」
お客さんは「どう見ても普通のプリンだよな?・・・」と思います。
そして、レジに行くと何とレジ前にも張り紙があります
「あのプリン買いましたか?」
そこまで言われると、何だか一つくらいは買ってみようと思うのが人情です。
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結局、そのプリンはその月に何と1,000個も売れたそうです。
災い転じて福となる・・・ピンチをチャンスに変える・・・です。
人はミスをする動物ですし、誰だって間違えることがあります。
そうでなくても、生きていれば毎日いろんなことが起きます。
でも、人は知恵を持つ動物でもあります。
ハプニングに遭遇して、ただ嘆いたり不満を言ったりするのではなく、それがどうした!とポジティブに事態を打破していく姿勢が大事ですね。