自宅起業は最初の選択肢の一つです

サラリーマンが独立起業をするときに、最初から都心のど真ん中にオフィスを構えて(借りて)起業しようとする人がいますが、リスクを考えるとそうした事務所の豪華さを最初から狙うのはあまり良くないと思います。

最初はできるだけ費用をかけずに起業するほうがベターだと思います。ひとまず雨露をしのいで自分の生活が維持できれば良いわけで、極端な話、最初は自分の手取り収入は0円(無償)でも構わない・・・と思うくらいでちょうど良いと思います。

自分の収入はコントロールできますが、事業活動に関する支出は容赦がありません。そして、その支出が尽きればジ・エンド!・・・ゲームオーバーです。

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経営者経験のまったくないただのサラリーマンが、自分のサラリーマン時代の仕事という狭い世界の価値観だけで事業を始めるからには、それなりに慎重にコトを進める必要があります。それがリスク管理・回避につながります。

借金して固定費バリバリの事務所を構えるとか、売上がほとんどない(まったくない)段階で自分の給料を確保しようとする・・・などはナンセンスな話です。

ヘンな成功本・漫画の読み過ぎかもしれないし、インチキ系のビジネス功談を真に受け過ぎかもしれません。事業の存続にとって、固定費が一番の脅威です。

起業当初の経営存続は、固定費を賄えるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。固定費をできるだけ削減するためには、自宅起業が一番手っ取り早い起業方法です。ベストではなくても、選択肢の一つとして考慮する価値はあります。

なぜなら、とにかく事業を軌道に乗せるのが当面の仕事であり、自宅起業かどうかということは「事業を軌道に乗せること」にほとんど関係のないことだからです。

執念が足りない人はそもそも起業をしてはいけないし、人間関係や体裁やこだわりに固執するサラリーマンも独立起業には向かないと思います。

独立起業後はいろいろな縛りと付き合いながらやっていくことになりますが、場合によっては今現在の一緒に居て心地良いグループや人間関係こそが事業活動の足を引っ張ることもあり得ます。会社員の頃と違って自己管理も厳しくならざるを得ません。

独立すると、堕落しようと思えば(思わなくても)いくらでも堕落できます。自分との闘い・・・になります。

独立起業時に「自宅起業」を選択肢の一つとして考えることは、それなりに大事な発想の一つだと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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