女性と一時的に良い関係を築きたいだけの男を「低俗男」と呼んだりするそうです。
まあ、それが良い悪いは別として、もしそうした「低俗男」に女性を惹きつけるだけのテクニックがあるとすれば、そんなところにもビジネスのヒント/学ぶべき点はあると思います。
低俗男が駆使するテクニック/着眼点の一つはこうらしいです。
気にいった女性に声をかけるのではなく、自分のことを気に入るであろう女性を探し出すことに時間と労力をかけている・・・と。
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異性と付き合うというのは、ビジネス的に言うなら、「自分という商品を相手に受け入れてもらうこと」と言えます。
マーケティングの考え方を適用するとこうです。
1.自分という商品を気に入ってくれる異性を探す
→ そのためには、まず異性との出会いが必要であり、異性が集まるイベントなどに出かけることも一つの方法だと割り切る
2.イベントで知り合いになったら、次の商品説明(自分を売り込む)につなげることを考える
→ いきなり連絡先を聞くのではなく、互いの共通点などを探しながら共感ポイントを見つけて良い雰囲気を作っていく
3.相手のニーズを聞き出し、「自分と付き合えば将来、あなたのニーズを叶えることができる」と信じ込ませる
→ 自分という商品そのものを売り込むというよりも、相手の悩みを解決するには自分と付き合うことだ/それが解決法であり最適だ・・・ということを思い込ませる
4.それでもまだ商品を売り込むのではなく、自分という商品を確かめてもらうために別のイベント/合コン/バーベキューなど自分が主催するイベントに誘う
→ いきなり商品を売り込まずに、見込み客のフォローを心がけるやり方です
そう考えると、ビジネスの展開と似ている点が多々あるということに気づけます。
女性は意見を求めていない・・・「共感すること」が大切だと言われ、一般的にはそこからコミュニケーションが始まります。
実際のビジネスでもいきなりのプレゼンではドン引きされます。
最初のアプローチをかけた後は、和やかに共通する話題を模索しながら相手のニーズをうまく聞き出すこと(=サーヴェ)が必要です。
いかに共感しながら、気持ち良く話してもらうか・・・がポイントとなります。
まあ、ちょっと変な例えになったかもしれませんが、ビジネスも人生も学ぼうと思えばどんなところからも学べるものだと思いますし、だからこそビジネスも人生も未知の世界が広がって面白いのだと思います。