自分が読みたいものを書く・・・という発想

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

歴史小説家の司馬遼太郎は、「精神体質」という言葉を用いて自らのデビュー当時を次のように語っています。

 

「おかしなことですけれども、小説好きの少年期を送っていながら、私には好きな作家や熟読した作品というものがありませんでした。ある時、開きなおって、好きな作家があれば小説などという面倒なものを書かなくても読み手にまわればよく、わざわざ小説を書くのは自分が最初の読者になるためのものだ、小説を書く目的はそれだけに尽きる、とおもうようになりました。

このことは、いまでも変わりません。

自分が読みたいものを書く、つまり自分に似た精神体質の人が、一億人の日本語人口のなかに二、三千人はいるだろう、自分およびその人たちを読者にしていけばいい、それ以外の読者を考えない、と思い、そこからハミ出すまいとおもっています。

もっとも、べつに道楽がありませんからね、小説を書くことが趣味だとおもうように自分に言いきかせていました」

 

・・・・・・・・

彼の考え方はビジネスにも当てはまると思います。

 

「自分が読みたいものを書く」という件(くだり)を、たとえば飲食業界なら「自分が食べたいものを作る」とし、モノづくりやサービス業界であれば「自分が使いたいものを作る/提供する」といったようにすれば良いだけです。

 

自分によく似た気質や嗜好をもった人が日本全国1.2億人のうち何千人か何万人はいるだろう・・・そこをターゲットにビジネスすれば良い、という考え方です。

 

さらには、インターネットの普及で対象を日本から全世界にまで広げて考えればその対象人数はもっと多くなります。

 

個の時代は個性が売れる・・・と思えば、逆に個の時代は個性がないと売れない・・・とも言えるかもしれません。

 

個性を売る方法はいろいろあります。

 

20年前まではホームページがやっとでしたし、その後になってメルマガという手法が生まれてきましたが、今ではSNSの普及も相まって自分・自社を発信する手立てはかなり多岐にわたるようになりました。

 

Twitter、YouTube、Podcast、Facebook、TikTok、Clubhouseなど手段はさまざまあります。

PCだけではなく、スマホ、タブレット、VR、Apple Watch、といった端末もあります。

 

活字でなくイラストでも音声でも映像でも可能です。

 

また、ネットでは結果が短期でわかりやすく、そのため反応が薄い(ない)と思えばすぐに別の手立てを講じることができます。

 

撤退と推進が以前よりかなりやりやすくなったわけです。

 

市場が敏感に反応するまで売り物に磨きをかけていけばどこかで好反応を得ることができると思います。

 

旧態依然としたやり方や考え方に囚われない柔軟な発想ができる人ほどこれからは活躍できると思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2020-11-5

    【営業パーソン】キャクラクター営業は早く卒業すべし!

    営業の世界には「キャラクター営業」という言葉があります。 営業マンが商品の…
  2. 2017-1-10

    労働力不足→有効求人倍率上昇→技術革新

    仕事選びで極端なことを言うと、自分の希望する基準を下げれば世の中にそこそこの職(求人)はあります。 …
  3. 2015-8-17

    サラリーマン必読!「賃貸派」と「購入派」どっちがお得?

    若い頃でバリバリ働いているときは、借家住まいでも良いと思うのですが、サラリーマンが定年となりいわゆる…
  4. 2020-1-20

    不動産バブルの見分け方

    1980年代後半に蔓延した日本の不動産バブルの時は、都心の不動産の賃貸利回りが2%以下だったそうです…
  5. 2020-10-19

    人生で重要な1番と2番=健康とお金

    老若男女、生きていくうえでと重要なことの最大テーマは?・・・というと、 1.健康 2.お…
  6. 2017-12-3

    【不動産投資】フルローン、オーバーローンとは?

    不動産投資でよく出てくる言葉の一つに「フルローン」とか「オーバーローン」という言葉があります。 …
  7. 2024-9-13

    チューリップバブルは6週間で終焉を迎えた・・・

    2024年9月の第2週の金曜日で13日・・・というと、何となくニューヨークの金融恐慌が始まったときの…
  8. 2017-3-15

    お金・経済的自由も攻めと守りが大切です

    月給・年収に意識を向けると「攻撃」だけですが、資産に意識を向けると意識は「防御+攻撃」となります。 …
  9. 2017-5-27

    「トラック・ランナー」と「マラソン・ランナー」の違い

    陸上の走者には大きく2通りあります。 一つは競技場の中のトラックを円を描くように走るトラック・…
  10. 2024-5-12

    「収入ー貯蓄=支出」という行動を実践できていますか?

    「お金持ち」とまでは言えなくてもそれ相応の貯金・資金のある人たちは、共通して「収入ー貯蓄=支出」とい…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る