構造的赤字はすぐに脱却すべきです

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

経営は「赤字との戦い」から始まります。

 

どんなビジネスもスタート時点ではまだ売上がないので赤字からのスタートです。

 

そこから少しづつ売上が立ち、必要な経費を控除していく過程で利益が残ってくれば黒字への道が開きます。

 

利益が出なければ永遠に赤字続きとなり、会社はやがてジ・エンドです。

 

・・・・・・・・・・

赤字にも2通りあります。

それは、

1.構造的な赤字

2.勝つための赤字

です。

 

1.構造的赤字 → 商品・サービスをどんなに販売してもビジネスモデル自体が赤字になる仕組みになっていていつも赤字が続いてしまう

 

赤字になっている原因を明確化せずただ盲目的に販売活動を行なっていても無意味です。

 

サラリーマンであれば「私は一生懸命頑張っています」と上司に訴えかけることもできますが、経営者はそうはいきません。

 

経営者は一番上のポストですし、経営者としての責務を果たす必要があります。

 

2.勝つための赤字 → 今は一時的に赤字だけど、将来のビジョンが見えていて、ビジネスモル自体は悪くないので売上が嵩めば累積の赤字も一掃できて黒字化が期待できる勝つための赤字なら問題ないと言えます。

 

経営者は、もし自社の経営が赤字に陥っているなら、その赤字がいったいどういう性質のものなのかを見極めることが必要です。

 

そして、最悪の場合は「勇気ある撤退」を決断することが重要です。

 

勝つための赤字であれば、意図的に支出をしているケースがほとんどです。

 

そうした場合も、どの段階までその赤字を継続することを許容するのか(引っ張るのか)を予め決めておくなどが必要です。

 

行き当たりばったりで、何とな~く・・・というヘンな感情任せで経営を行なってはいけないですね。

 

自社に黒字部門と赤字部門があるなら、その赤字部門が陥っている状況を正しく知り、今後の対策を講じるだけ・・・です。

 

意味のない赤字を垂れ流ていると、たとえ黒字部門のおかげですぐに経営が傾くことはないとしても、近い将来、きっと会社の体力を奪い、社員のモチベーションも急低下します。

 

なぜなら、赤字なので経営上、社員の給与・ボーナスを上げることができない → 社員の不満が高まる・・・からです。

 

万が一構造的な赤字に苦しんでいるとしたら、即刻撤退して会社をスリム化し、古い体質から脱却することが大事だと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-2-5

    一億総副業(複業)の時代が来るのか?

    昔から農業を営む人が農業以外の仕事にも就いて収入を得る・・・という「兼業農家」が存在しています。 …
  2. 2021-4-6

    大事なのは「月収」より「資産」のほう

    海外では「永住ビザ取得」のために必要な要件というのが、それぞれの国ごとに定められています。 &…
  3. 2021-8-11

    「働いてお金を得る」ことの意味

    どんなにつまらないと思えるような仕事であっても、それが「仕事」である以上は必ず誰かの役に立っているハ…
  4. 2022-5-16

    終わりよければすべて良しの発想を店舗商売に置き換えると…?

    店舗商売(ビジネスモデル)では「いかにしてお客さまに来てもらうか」が大事ですが、それに加えて「いかに…
  5. 2021-6-11

    死ぬときに後悔をしないための決断

    人生は選択の連続ですが、ほとんどの場合、人は無意識化で選択・行動をしているために「自分が選択の連続で…
  6. 2018-2-25

    信託形式の投資・運用には要注意!

    未上場の株式を購入する場合や、不動産を購入する場合などでは、その実物を実際に目で確認することができる…
  7. 2017-4-6

    仕事の受注で他社に負けないための3つのポイント

    ビジネスでは、業務委託を受けることで売上を増やせるケースがあります。 自社が委託を受ける場合は…
  8. 2020-1-3

    お金の使い道は大きく3つ/投資のススメ

    子どもの頃、「お年玉は貯金しなさい」と親に言われた人は多いと思います。 私もそうでした。 …
  9. 2019-5-31

    投資を自分の人生に組み入れよう!

    普通の企業では、いわゆる「投資活動」がごく当たり前に行なわれていて、これなくして企業の存続/成長発展…
  10. 2022-9-13

    インフレ時代に備えて節約より収入アップ!

    NISA枠上限の引き上げや投資期間の恒久化などを盛り込んだ金融庁案がまとめられたそうです。 &…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る