構造的赤字はすぐに脱却すべきです

経営は「赤字との戦い」から始まります。

 

どんなビジネスもスタート時点ではまだ売上がないので赤字からのスタートです。

 

そこから少しづつ売上が立ち、必要な経費を控除していく過程で利益が残ってくれば黒字への道が開きます。

 

利益が出なければ永遠に赤字続きとなり、会社はやがてジ・エンドです。

 

・・・・・・・・・・

赤字にも2通りあります。

それは、

1.構造的な赤字

2.勝つための赤字

です。

 

1.構造的赤字 → 商品・サービスをどんなに販売してもビジネスモデル自体が赤字になる仕組みになっていていつも赤字が続いてしまう

 

赤字になっている原因を明確化せずただ盲目的に販売活動を行なっていても無意味です。

 

サラリーマンであれば「私は一生懸命頑張っています」と上司に訴えかけることもできますが、経営者はそうはいきません。

 

経営者は一番上のポストですし、経営者としての責務を果たす必要があります。

 

2.勝つための赤字 → 今は一時的に赤字だけど、将来のビジョンが見えていて、ビジネスモル自体は悪くないので売上が嵩めば累積の赤字も一掃できて黒字化が期待できる勝つための赤字なら問題ないと言えます。

 

経営者は、もし自社の経営が赤字に陥っているなら、その赤字がいったいどういう性質のものなのかを見極めることが必要です。

 

そして、最悪の場合は「勇気ある撤退」を決断することが重要です。

 

勝つための赤字であれば、意図的に支出をしているケースがほとんどです。

 

そうした場合も、どの段階までその赤字を継続することを許容するのか(引っ張るのか)を予め決めておくなどが必要です。

 

行き当たりばったりで、何とな~く・・・というヘンな感情任せで経営を行なってはいけないですね。

 

自社に黒字部門と赤字部門があるなら、その赤字部門が陥っている状況を正しく知り、今後の対策を講じるだけ・・・です。

 

意味のない赤字を垂れ流ていると、たとえ黒字部門のおかげですぐに経営が傾くことはないとしても、近い将来、きっと会社の体力を奪い、社員のモチベーションも急低下します。

 

なぜなら、赤字なので経営上、社員の給与・ボーナスを上げることができない → 社員の不満が高まる・・・からです。

 

万が一構造的な赤字に苦しんでいるとしたら、即刻撤退して会社をスリム化し、古い体質から脱却することが大事だと思います。

 

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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