部下との議論では否定しないで・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

私が現役時代に仕えた上司のうち、ある社長はこんな姿勢が特長的でした。

Q. 何か?

→ 「部下と議論しようとせず、部下の提案をいったんは取り入れようとする」ことを意識されていた・・・姿勢です。

おかげでいろいろ提案することができましたし、コミュニケーションもとても取りやすかった気がします。

・・・・・・・・・・・・

社員にやる気や自主性がないと嘆く経営者(社長)がついついやってしまっている誤ちがあります。

それは、「社員(部下たち)との議論およびその前半ですぐに部下の意見を否定してしまう」・・・ことです。

著書『人を動かす』で有名なデール・カーネギー議論についてこう述べています。

「相手を議論で叩きのめすのは相手を傷つけたのと同じです。

傷つけられた相手はこちらの勝利を祝う気にはなりません。

ただ恨みだけを残すことになります」

多くの社長たちは「社員を大切にしています」とか、「何かあればすぐに言ってくれ」とか「改善・工夫の提案はいつでも大歓迎だ」・・・などと言って、社員の意欲・向上心を高めようとします。

ところが、実際に社員たちが何か意見を言おうとしても、その声を真摯に聞こうとせず入り口でピシャリ!と遮ったり、何らかの提案があってもそれを議論して否定路線で進め、どうにかして現状維持を図ろうとする社長が多くいます。

せっかくの社員からの具申であっても、それを無視するよう形で社長が自分の考え・意見を非論理的に押し通した場合、社員のモチベーションは激下がり・・・です。

おそらく仕事へのやる気は下がり、社長を始めとした経営陣への不満が募ったり、会社そのものが嫌いになるかもしれません。

社長(経営陣)は「思いやりの心を持つこと」が大事です。

議論で部下を打ち負かすのではなく、部下に共感して理解を示すことがまずは大切です。

確かに「部下の意見はどう考えても間違っている」と感じることも多々あるかもしれません。

論理的に説明し部下が素直に納得できるような事例であれば構わないのですが、部下が論理的に納得できずわだかまりが残ってしまう/モヤモヤ感が残ってしまう・・・ようであれば、それなら思い切って部下の意見を取り入れてみるほうが得策です。

部下のモチベーションは上がりますし、失敗しても良い勉強になりますし、もちろんうまくいけば会社にとってメリットがあります。

部下の忠誠心や帰属意識は確実にその方が高まります。

部下と議論しすぎないで・・・、仮に議論しても頭ごなしに否定しないで・・・勇気を出して提案してきてくれた部下の意思を尊重する姿勢を見せることが大事だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-11-15

    【必読】経済的自由を得るための近道

    経済的自由を得るための近道は実は昔から同じです。 ポイントは大きく2つあります。 1.そ…
  2. 2017-12-12

    上位20%に集中してみよう!

    昔からよく言われるように「80:20の法則(パレートの法則)」があります。 会社の売上例で言え…
  3. 2019-3-27

    副業をするなら意識しておきたいキーワード3つ

    サラリーマンの中には、本業の仕事以外に「副業」として土・日などの休日に働こうとしている人も増えてきて…
  4. 2019-7-18

    中国人はなぜ加速的に裕福になったのか?

    かつて、「労働賃金が安い」という理由で工場を中国に作ってビジネスを展開してきた企業も、今では「中国の…
  5. 2018-3-26

    リタイア後の3つの収入源

    戦国武将・毛利元就の「3本の矢」の教訓は有名です。 本質は「1本の矢だとすぐに折れてしまうが3…
  6. 2017-1-16

    ビットコイン(Bitcoin)とサトシ・ナカモトとクレイグ・ライト

    仮想通貨と呼ばれるものの中で、今一番有名なのはビットコイン(Bitcoin)だと言われます。 …
  7. 2025-3-2

    理論を頭の隅において実行してみると意外とうまくいくかも?!

    私が現役時代、何か新しいプロジェクトを発案し、それを実行しようと具申すると、必ず横から反対意見を出し…
  8. 2024-9-13

    チューリップバブルは6週間で終焉を迎えた・・・

    2024年9月の第2週の金曜日で13日・・・というと、何となくニューヨークの金融恐慌が始まったときの…
  9. 2017-6-11

    「新築アパート」の大家さんが収益をうまくあげられない理由

    不動産投資とは「家賃収入を得ること」と言い換えることができます。 日本国内には多くの「大家さん…
  10. 2017-8-2

    利益を2倍にするテクニックと半分にするテクニック

    たとえば「1万円の商品で経費(原価)が9千円」だと仮定します。 一つ売れると1,000円の儲け…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る