
「ローマの人たちは、ローマが偉大だったからローマを愛したのではない。
ローマの人たちが愛したからローマが偉大になったのだ」
by チェスタトン(イギリスの作家・哲学者)
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「愛国」という言葉があります。
文字どおり「国を愛する(心)」ということですが、どの国の人も少なからずそうした気持ちを持っていると思います。
日本人が日本を愛する愛国心はもしかすると年々薄れてきているのかもしれません。
国を愛する心があれば決して罪を犯して自国を貶めるようなことはしないだろうし、自国を脱して他の国に移り住むといったこともしないだろうから・・・です。
自分の先祖を愛する心、先祖に誇りを持つ心は大切です。
愛と誇りのないところに自分の主体性を洞察できるだろうか?
→ 翻って、国とまで言わなくても「自分が働く会社・お店」としてみても同じことが言えます。
「流行っていないお店というのは、店員が不愛想だし、店内が汚いものです。
忙しい・・・と言うのが口癖のようだけど、流行ってもいないのに何が忙しいのだろうか?
せめてお客さまに挨拶くらいできないのか?
お客さまに接するときは笑顔で応対する倫理観を身につけられないのか?
・・・と思います。
その会社・お店が流行るのはお店が偉大だからでも経営者が偉大だからでもなく、そこで働く社員・アルバイト・パートさんたちが心底お店に惚れて働きたくて働いている姿勢がお客さまに透けて見えるから流行るようになるのだと思います。
経営者は、どうマネジメントをしたらそのようになるのかを考えることが大事だと思います。