ある環境の中でうまく順応してソツなく生き延びていく能力・・・すなわち「適応力」を持つことはどんな人にも必要です。
子どもであれば、学校のクラスの中で適応していくことが必要ですし、サラリーマンは会社の中で適応していくことが必要です。
社会人として社会に適応することももちろん大切です。
そんな適応力の高い人は、ある意味では問題解決力が高い、とも言えます。
大半の人が困難だと思っていることを簡単に処理してしまう能力に長けているわけです。
逆に言えば、適応力が低い人というのは、多くの人が簡単にできることを「より困難に」してしまう人です。
その結果、処理ができなくなり適応できなくなってしまうわけです。
適応力の高い人はリーダー向きです。
適応力の低い人はリーダーには不向きです。
リーダーには「判断力/決断力」が求められますが、判断力・決断力は適応力とつながっています。
したがって、適応力の低い人は判断力・決断力も低くなり、リーダーとしては向かない・・・となるわけです。
会社組織では社員それぞれの適応力の有無・高低を見極めて、その人にリーダーの芽があるかどうか、リーダーに引き上げたければ適応力を身に付けさせる・・・などを図ってマネジメントすることが大事だと思います。