部下は良い上司に巡り会いたいと願っています
- 2015/8/9
- リーダーシップ
- リーダーマインドセット, 人間関係を良化させる方法, 優秀な社員, 部下が辞める, 部下マネジメント
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部下マネジメントでは、大きく3つの段階を経ることも大切です。
上司が
1.自分自身を知る(人間力を高める)
2.部下を知る(部下の未来を共有する)
3.一緒に組織力強化に努める(協力する)
上司が権限をもっていきなり部下に命令しても、心から納得して動いてくれる部下はいません。
部下に命令してマネジメントを行おうとする前に上司はまず自分自身を知ることが大切です。
己の器の大きさ・小ささを知り、かつその器を広げよう・・・人間力を高めよう・・・と行動する姿勢を部下に見せることは大切だと思います。
そのうえで上司は部下のことも知ろうとする努力がだいじですね。
部下は上司に自分のことをわかってもらいたい!・・・と常々思っています。
わかろうとしてくれないから部下は上司に反感を覚えたり、反発したりすることがあります。
ここで言う「わかる」とは部下の人生観や価値観や哲学や信念を知り、部下の夢・目標を肯定し、その実現に向けて上司も応援することを伝えること・・・です。
そうした前提での関係ができると、組織運営を協力体制で臨みやすくなります。
組織力を発揮しないことには組織である意味がありませんから、上司(リーダー)は常に組織力アップを考えていなければいけないですね。
上司の資質アップ→部下との関係良好→組織力向上の順に関係強化していくことが、部下マネジメントにおいては重要です。
人を変えるのはその人自身でしかありません。
部下を変えたいと思ったら、「部下を変える」のではなくて「部下自身が変わる」ように発想することが大切です。
そのためには上司がまず変わらなければいけませんね。
部下は上司を見ていますし、部下は良い上司と出会うことによって成長します。
部下は良い上司に巡り会いたいと願っていることを上司は忘れてはいけないですね。