責任を取って辞める・・・?!

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

テレビの謝罪会見などでは、ある組織体で不祥事が起きた際にトップが「責任をとって辞めます」・・・といった発言をしているのをよく見かけます。

中にはふてぶてしく「今の職務をまっとうすることが私が責任を取ることになる・・・」などと言って、自分の職位や権限にしがみついて放そうとしないみっともない輩もいます。

いずれにしても、そういう人たちを見ていて思うのは「あー、この人は(本当は)責任を取るつもりなんてないな・・・」ということです。

・・・・・・・・・・

マスコミ(記者など)は、最終的に「辞める/辞職する」ことが責任の追及であるかのように押し問答をしたりします。

いつも疑問に思っていたことなのですが、果たして「責任をとる」ことは「辞めること」なのか???

それは違うのではないか・・・と思いながら私は現役時代にリーダー職を務めてきました。

幸い、私自身が何か重い責任を負わされてテレビやマスコミの前で謝罪会見を行なうことはありませんでした(←これは本当にありがたいことだと思っています)が、「辞めるのはその職位にいる資格がない/その職務を全うする能力がない」からであって、責任云々(うんぬん)とは無関係のような気がします。

「責任をとる」とは、そこで起きた問題をすぐさま解決し、関係者がみんなハッピーになれるようにすること……だと思います。

ところが、たいていの場合はそれができないため問題が大きくなり、結局謝罪会見にまで発展しているわけです。

そうであれば、むしろ「その職位に相応しくない自分であるにもかかわらず、これまでその職位での給料・報酬を得てきたので、お詫びとしてそれを返納します」・・・といったほうが当たりのような気がします。

そして、「責任をとって辞める」ではなく、「責任はとれないのでお詫びとして報酬を返します」、そして「この職位に居座る資質、資格がないことがわかったので自らの意志で辞めます」と言うほうが筋が通っているような気がします。

本当の意味で「責任をとる=責任を負わされる」のは、今後、その組織体に残って残務整理を行なう人たちだと思います。

「責任をとる」とは何ともカッコいい言葉ですが、具体的に何をどうするのが「責任をとる」ことなのか?を経営リーダーは今一度よくよく吟味し再考したうえで社内文化の一つとして根付かせることが大切だと思います。

 

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目のお勧め記事!

  1. 2021-10-6

    知識武装の大切さ

    10月11日は本来「スポーツの日」で祝日ですが、今年は7月23日(オリンピック開会式の日)に移動した…
  2. 2019-5-31

    投資を自分の人生に組み入れよう!

    普通の企業では、いわゆる「投資活動」がごく当たり前に行なわれていて、これなくして企業の存続/成長発展…
  3. 2017-5-16

    権威を身に付けたかったら・・・

    権威というのは、形はないし、目にも見えません。 本当はあるのかどうかも分からないようなシロモノ…
  4. 2017-5-14

    事実と意見の違いに注意を!

    本を出版するときは必ず「プロフィール」を記載します。 これがけっこう曲者(くせもの)です。 …
  5. 2017-9-7

    お金を増やすより「財資産」を増やそう!

    世の中には、さまざまな「稼げる話」、「儲け話」が氾濫しています。 それこそ玉石混交で、中には…
  6. 2018-3-3

    【必読】経済的自由を手に入れるための発想とは?

    世間のほとんどの人はお金を稼いだらそれを消費にまわします。それがある意味常識になっていると思います。…
  7. 2022-12-20

    [重要]「全方向性に頑張る」から「一部の方向性に頑張る」へ変更・・・

    一昔前までは、頑張って人の倍仕事すれば出世もできるし、また見返りとして収入が確実に増え生活が豊かにな…
  8. 2018-11-30

    借金で怖れなくてはいけないのは「金額」ではない!

    投資とは「対象物はそのまま保有して、そこから得られるインカムゲイン(派生益)を求めること」だと私は考…
  9. 2021-4-6

    大事なのは「月収」より「資産」のほう

    海外では「永住ビザ取得」のために必要な要件というのが、それぞれの国ごとに定められています。 &…
  10. 2018-9-12

    飲食店などでの「スタンプカード導入」のコツ

    私がよく行く映画館のビルにラーメン屋さんが入っているのですが、そのお店はスタンプカードを導入していて…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る