成功でも失敗でもなく「データ収集」という考え方

人生なんて「失敗して学ぶ」ことばかりだと思います。

 

そう考えると、そこで大事なのは「失敗したらデータをとっておき、分析して、次につなげることかもしれない」・・・と気づけます。

人は「懲りれば」同じ過ちはしなくなるものですが、「懲りないと」痛みが弱いので、また同じ失敗を繰り返します。

 

「失敗から学ぶ」ことが増えていくと、徐々に自分が意図した結果を出せるようになると思います。

 

・・・・・・・・・・・・

仕事でも、ちょっとした失敗はつきものです。

 

5分でできるところを10分かけてしまった・・・とか、1人でできる仕事を3人がかりでやってしまった・・・というちょっとした失敗があっても、そこから「学ぶ」ことで次回は同じ過ちを繰り返さずに済むようになります。

 

新規事業を手掛けるときも、最初から「ちょっとした失敗」を前提にテスト(試行)を重ねてデータを集めることが大事です。

 

テストをするのは、本格的に指導する前に「データ」を集め、より失敗のない方向へ事業を進めていくためです。

これは、ビジネスで成功するための一つの方法です。

 

リーダーはそうした意識で業務を遂行させているのに、場合によっては末端の社員になるとそうした認識がないため、データをとるまでに生じた結果を「失敗だ!」と強く受け止めてしまって、モチベーションを下げたり、将来性に不安を感じたりすることがあります。

 

だから、リーダーは部下たちと情報共有し、同じ認識でそうした「テスト」を行なっていくことが大事です。

 

それは失敗ではなく「データ」なのですから。

 

また、あくまでも本格始動前のデータ集めですから、そこでのエラー(失敗)を責めて叱責してはいけません。

 

言行不一致になって、部下からの信頼を失います。

 

失敗したら怒る・・・これは往々にしてうまくないマネジメント手法で、前向きな失敗は咎めず、それ以外の失敗で「合理的納得を客観的に得られると言える失敗だけ」を叱責することが良いマネジメントにつながります。

 

日本の場合は、リーダー(上司)が何も考えずに自分を偉そうに見せたいがために叱責する・・・という風潮があるので、ここはかなり要注意ポイントだと思います。

 

日本は、小学校~高校で「失敗を責める」という風習が身に付いてきているので、本当にリーダーは意識しないと、ここを変えるのは難しいかもしれません。

 

もちろん、業務内容にもよりますが、手探り状態の新規ビジネスの類ほど、「失敗はデータである」という概念を強く持ち、試行段階から本格始動へ早く移行していくことが大切です。

 

行動して出てきた結果は、他人から見れば時に成功と言われ、時に失敗と言われますが、どちらでもなく「単なるデータ」というとらえ方もあるわけです。

 

そして、大事なのはそのデータを元に「次へ活かす」ことですね。

 

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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