人間の「幸福感」というものは「時間と体験」に関わるものだと思います。
時間は誰しもに平等に与えられているものですが、その時間をどんな「体験」をするかは人それぞれです。
お金持ちだけが1日48時間あって、貧困を感じている人には1日12時間しかない・・・ということはありません。
でも、お金持ちの人が1時間で体験できることが貧困を感じている人には1年かかっても体験できない・・・ということはたくさんあります。
1日24時間とその時間の使い方は誰かに指示・命令されていることではないけど、それをどう使うかによって私たちの人生が形成され「幸せ感」の度合いが大きく上下します。
その限りある時間をどのように使うのか?
これによって、「成功=幸せ」な人生を送っていると感じる人もいる一方で、「失敗=不幸」な人生を送っていると感じる人もいます。
「人生の質」が結果であり、「時間の使い方」が原因です。
現在の自分は「これまで時間をどう使ってきたか」ということの反映であり、現在の自分の幸せ度もそれに大きく関与しています。
多くの選択肢を得るために、お金で時間を買うこともできます。
「お金持ち」になると、限られた「時間」のを自分の意思で能動的に行なうことの選択肢が増えます。
自分で能動的に決められるほど人生の「幸福感」を高めていくことが可能です。
それを考えていくと、お金をたくさん稼いで「お金持ち」になることは、「時間と体験を手に入れる」ための手段である・・・とも言えるような気がします。