2024年も1か月が過ぎました。
2024年になって自分は幾分か成長しただろうか?・・・と自問するには良い機会です。
現役時代、私が「人は成長するものだから・・・」という言い方をすると部下のほとんどは頷いていました。
でも、言われれば当然だ・・・と思えることでも自分自身がそれを適切に活かしているか/実践できているか・・・と言えば話は変わります。
「成長」という言葉に敏感な反応を持ちながら仕事をしているサラリーマンは少ないと思います。
もし、「人は成長するものだ」ということを真に理解しているのであれば、年に一つくらいは新しいことに取り組まないとおかしいと言えます。
成長とは「それまでできなかったことが常態的にできるようになること」だからです。
去年までと同じことを同じやり方で続ける・・・というのであれば、それは成長とは無縁の人生です。
乱暴な言い方をすれば、そういう人は自分が成長できる/成長したい/成長しようとは思って生きていない(仕事をしていない)と言えます。
また、人間は成長するものだということをキチンと理解できている人は、人生に挫折をしません。
なぜなら、失敗はあくまでも通過点の一つであり、あきらめない限りいつかは成功できる(成し遂げられる)ということを理解しているからです。
だから、新しいことにチャレンジして仮にそれがすぐに結果に結びつかなくても凹みませんし、腐りませんし、投げやりになってヤル気を失ったりしません。
大丈夫だ・・・きっとうまくいく・・・まあ何とかなるさ・・・だって人は成長するものだから・・・と胸を張って言えるからです。
うまくないのは、去年と同じことを同じやり方でしか続けられず、そこに何らの疑問すら持たず、ただ時計や上司に支配されるかのように一定時間同じことを繰り返した結果、年末の時期になって「ああ、もう一年が経ったのか・・・」と嘆くような生き方をしてしまうことです。
そうならないためにも、今年はこの1か月という12分の一が過ぎた今の時点で、改めて自分の生き様や抱負や方向性を確認してみると良いと思います。
人生に不満タラタラで生きるより、達成感・充実感が満杯で生きるほうがはるかにベターですし、そうありたいと思う気持ちこそがまずは必要だと思います。