世界的なベストセラー『7つの習慣』の著者スティーブン・コヴィー博士は
最良の敵は良である。
と言いました。
また世界的なベストセラー『ビジョナリー・カンパニー』の著者ジム・コリンズは
GoodはGreatの敵
と言いました。
世界的な作家サマセット・モームの言葉に次のようなものがあります。
人生でとても不思議なことを1つあげよう。
それは、もし君が“the best(最良)”以外を受けとることをすべて拒否するならば、君は間違いなく、最良な人生を手に入れるであろう。
三者とも言っていることは同じなのですが、要は「2番は1番には勝てない/中途半端な状態では最適な状態に劣る」ということです。
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サマセット・モームが言いたいのは、こうです。
→ 私たちの多くが「心から満足する人生」にならないのは「心から満足するもの以外」を受けとっているからであり、そうした「the best以外」を受けとることを拒否して「thebest」ばかりを受けとるようにすれば人生はいつか必ず「the best」になるハズだ。
同じように、「自由な」人生にならないのは「自由になれるもの以外」を受け取っているからだ・・・と言い換えることができそうです。
自分が本当は欲しい(手に入れたい)けどなかなか手に入れられないモノ(こと)を当てはめてみると良いと思います。
中途半端なレベルで半ばあきらめて自分で自分を説得していませんか?
それで本当に満足できるなら良いのですが、「本当は・・・」という想いがあるならそれは将来「後悔」の2文字に置き換えられていきます。
the best以外のことは毅然とした気持ちで「NO!」と言うことができれば、きっとThe bestな人生が手に入ります。
人生でも、ビジネスでも原則は同じで、つまりは「NO!と言うこと(言えること)が自分の望む本当の人生を実現していく鍵になる」・・・ということだと思います。