歳をとると「老化」と呼ばれる現象が生じてきます。
若い頃はバリバリ大活躍したサラリーマンも年齢を重ねていけば徐々に仕事の中心的役割を外れていきますし、体力だって落ちますし、いずれ定年を迎えて強制退社させられます。
それでも、経済的に蓄えがある人はまだ良いのですが、若い頃に貯金と無縁の生活を送って来た人は60代後半以降は経済面でどんどんショボくなります。
その段階で一発逆転を狙うなんてほぼムリです。
ただし、経済面だけが人生で重要なのではなく、それ以外にも重要なことはたくさんあります。
何を第一重要とし、何を第二重要としていくかは個々人の価値観/人生観によります。
今30代・40代の人で、日々目の前の仕事や雑事に振り回されて将来の50歳以降に収穫できるであろう何かにまったく手を付けていない・・・という人は、一度立ち止まって、「50代・60代を謳歌するために自分は本当は今何を為すべきか?」という命題を考えてみると良いと思います。
そのとき、「まあ大変そうだから諦めよう」・・・と投げ捨てるなら「人生は好転していかない」が確定します。
逆に、「大変そうだけど、絶対に成し遂げてみせる!」と決意し、今日からの行動を変えていく人は「人生が変わる」こと請け合いです。
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人生は「生まれてから死ぬまでの時間とその時々の感情でつくられている」と言えます。
今生きているということは、死に向かって突き進んでいる途中・・・とも言い換えられます。
その貴重な有限な時間の中で何も生産しない時間/目標やゴールに向かって進んでいない時間というのは、人生時間の浪費であり、そのようなムダな時間を極力減らすことが有意義な時間の使い方だとも言えます。
ただし、そこに「感情」という概念が加わることで必ずしもムダな時間とは言えなくなるのが人生の面白いところで、「絶対的悪い/良い」が存在しているわけではありません。
つまるところ「人生は思い出づくり/経験の蓄積」です。
喜びも悲しみも、大変さも達成感も、その時の感情を味わうことが大切です。
2024年がたくさんの素晴らしい想い出で溢れ、後々に決して後悔しないような生き方をしていく姿勢が大切です。
人生の最期を迎えたときに「後悔しないで生きられた/満足できる人生だった」と言えるようであればそれで構わないと思います。
ムダな時間の使い方だったかもしれないけど、後悔しない≒感情をマイナスにしない・・・と考えれば自分の生き様は十分楽しるもので面白かったし嬉しかったし充実していたし幸せだった・・・と思えれば、そこに至る時間の使い方は決してムダな時間ではなかったと言えると思います。