
ここのところ、「老後」というキーワードに敏感になっています。
自分の年齢(61歳)を考えれば、もう人生の折り返し地点をとっくに過ぎているのですからそうなるのも不思議ではないでしょうね。
「生まれてから今まで」の人生より、「今から死ぬまで」の時間のほうが短くなれば、老後も現実的なものとして切迫感を伴って感じられるようになるのだと思います。
そんな老後の終着点が「死ぬ」ということです。
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あと10年後・・・20年後・・・30年後・・・に、自分は何をしているのか?どんな生活をしているのか?と考えたことがある人は案外と少ないかもしれません。
今自分は40歳だから10年後はまだ老後じゃないよ、という人でも、10年後の50歳という年齢は会社ではそろそろお荷物と見做される世代だと気づくことも必要です。
巷間言われるように、50代ともなれば身体の自由も脳みそのキレも以前に比べて低下しているのは間違いありません(60代になればさらに低下します)。
今と同じライフスタイルで乗り切ることが本当にできるのか?
そのときになってから焦ってもジタバタしても遅いかも・・・。
人生はいつも「転ばぬ先の杖」の発想が大事です。
100%完璧の状態なんていつだってあり得ませんが、ある程度の準備をしておくことはできます。
今住んでいる家だって、賃貸アパートだとしたら数十年後には取り壊し・解体される恐れがありますし、その時高齢になっている自分が借りられる物件にはある程度の限界があるかもしれません。
衣食住+健康(医療)+遊(趣味)については、早めに手を打っておいたほうがベターだと思います。