
男性は年齢を重ねるにつれ友人が減る・・・と言われます。
理由は簡単で、「新しい友人を増やさない」からです。
女性のほうがママ友とか趣味友とか、いろんなところで知り合い/友人を増やすパワーがあります。
不思議なことに、男性はそうはいかないようです。
ヘンな見栄やプライドが邪魔をしているのかもしれません。
警戒心が強いのかもしれません(この人と親身になって本当に大丈夫なのか?)と。
また、経済レベルで同等でないと話・行動が合わない・・・と無意識のうちに「類友の判断」を行なっているのかもしれません。
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社会で生きていると、人はどこかで「周りに合わせる」ということをしています。
何かの集まりで食事をするとき、本当は2千円くらいの出費で押さえたいけど、みんなに合わせて5千円のコース料理を注文する・・・といった感じです。
ここでも、ヘンな見栄やプライドがそうさせています。
歳をとると、こうしたことが煩わしくなって、そんなことをしなくて済む=自分の素をさらけ出せる人こそが友人だと気づき、そんな気の置けない人としか付き合わなくなるのだと思います。
*「気の置けない」とは「気を使わない」という意味
サラリーマンは、現役時代は仕事に夢中で新しい友人をつくることに意識は向かないと思いますが、だからこそ、退職して社会から少し距離を置くとどんどん友人の数が減っていきます(人はいつか死ぬから)。
自他の年齢に限らず、趣味・意見の合う新しい友人をつくることは人生の刺激の一つになります。
最近知り合った仲のいい人はいるかな?と自問自答して、もし誰もいなければ少し行動を変化させてみると良いと思います。