
人は自我を持っていて、ほとんどの場合において自分で判断して行動を取ります。
その判断で基準/モノサシになる拠り所は人によってマチマチです。
自分と同じ判断基準を他の人が皆持っているわけではないし、生まれた環境/地域/年齢/教育課程/収入/家族構成などによって差が生じます。
言えるのは、とにかく人はそれぞれ自分の判断基準を持っている、ということです。
ただし、それをキチンと行使して判断しているかどうかは別の話です。
判断基準がしっかりしていない人/総合的に見て誤った判断基準を自分の中に置いている人は、「多くの場面で最良ではない判断を下しがちな傾向がある」と言われます。
そういう人は仕事だけ上手くいく・・・といったこともなく、人生が幸せに感じられることも少ないのかもしれません。
仕事も上手くいかないし、人間関係も上手くいかないことが多く、人生で幸せ感を感じられることも少ない・・・。
それは人生のモノサシが狂っているのだから仕方ないのかもしれません。
逆に、「正しい判断基準」を持つ人はまず失敗をしません。
仕事はそこそこ上手くいくし、人間関係だって良好です。
だから、ここで言えるのは「正しい(適切な)判断基準を持ち、かつ、それを行使して物事を決めることが大切」だということです。
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判断基準が大切なのはプライベートの生活に限らず、仕事やビジネスにおいても同様です。
よく言われるように「人生(仕事を含む)は選択と決断の連続」です。
その決断において、背景にある基準はどんなことにあるのか?ちゃんとした自分なりの哲学に基づいた判断基準を以って決断をしているのか?
ビジネスやマネジメントやリーダーシップを発揮する際にはとても重要な観点となります。
リーダーがこうしたことを認識していなければただの自己流に基づく感情的采配になって、統一性や一貫性が失われれてしまます。
そうした三流のリーダーにならないよう自分を鼓舞し、人間力アップに気を配ることが大事だと思います。
























