サラリーマンの定説とされてきた「老後の心配」というのは、これまでは主にお金のことや健康のことだったと思います。
それが最近は少し事情が変わってきたようで、新たに「仕事の心配」が加わるようになってきたように思えます。
ある意味では、健康なのでまだまだ働ける・・・ということですから良いことです。
別の意味では、お金の心配の矛先が変わっただけ・・・とも言えます。
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ヘタに老後のお金の心配をするくらいなら、そもそも老後という概念を先送りして一生涯働くつもりでいることも一つの手です。
たしかに、身体的・頭脳的な衰えはあるかもしれませんが、従来の「老後」の年齢を自分の中で遅らせていけば長く働くことは可能だと思います。
たとえば80歳まで働き、80歳以降を老後と考える・・・などです。
サラリーマンでは貯蓄をしようとしても、ほとんど貯金できない・・・という境遇の人もいると思います。
それならば、貯蓄はそこそこにしておいて長く働ける仕事を探せばいい・・・とも言えます。
つまり、まだ足腰のしっかりしているうちに死ぬまで現役でいられるような仕事や職を探してちゃんと就いておくということです。
まあ、これは経済的自由を得ることができそうにないときの亜種の手段かもしれませんが、ムリに経済的自由を追いかける必要もない・・・と思う人にとっては大切な考え方だと思います。
ただ・・・私はやはり経済的自由を得る姿勢のほうを優先して推したいと思っています。