そろそろ今年の新入社員サラリーマンも会社に慣れてきたころだと思います。
昔から大回り3年、小回り3か月と言いますが、入社して3年経った人や3か月経った人は、ちょっとした「慣れ」が出てくるこの時期は改めて気を引き締めることも大切ですね。
また、昨年入社組の入社2年目の人は1年間まるまる働いてようやく会社全体の流れがわかってきたものの、まだ完全にはわからないこともあるかと思います。
そんなとき、職場で上司や先輩から何かを指示されたときについ言ってしまう一言・・・でもそれは言ってはいけない禁句・・・があります。
言ってはいけないその一言とは?
「教わっていません/教えてもらっていません」という言葉です。
→自分にできないのは上司・先輩から教えてもらっていないから
→悪いのは私ではなく上司・先輩のほうだ・・・となる言い訳の言葉です。
入社1年目の新人君であれば、まだ許されますが、入社2年目の社員には禁句の言葉です。
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このとき、上司・先輩は何というか?
たいていの人は「甘ったれるな!」と叱責しますが、中にはこう言って諭すリーダーがいます。
「なぜ教えてもらっていないか?を考えたことがあるかい?それは『教えない』んじゃないぞ、『教えてもしょうがない奴だ』とか『教えたくない社員だ』と思われているのかもしれないんだぞ」
こう言われると、言われたほうは正直凹みますが、とても大事な気づきを与えてくれる言葉です。
つまり、普段から素直に上の人の言うことを聞いていない、謙虚ではなくていつも傲慢な態度が目につく、場合によっては真面目でない、勤勉さが感じられない・・・といった原因が本人にあるからです。
そういう人には上の人も教えようとは思わなくなりますし、実際教えても仕方がない・・・となります。
入社2年目の社員の人で「上の人から教えてもらっていない」・・・と感じたら、それは一種の危険信号だと気づくことが大事だと思います。