「年収○○万円」に隠されているワナ

会社では売上目標と利益目標が設定され、多くの一般社員は売上目標達成に意識を向けますが、経営陣は利益目標達成に意識を向けます。

そこには予め計算された算式があって、「売上目標が達成されれば自然と利益目標も達成できるようになっている」のが、優れた経営者の手腕です。

一般社員は単純志向でひたすら自分に課せられた仕事にまい進して、きちんと売上目標に到達することが会社にとってはありがたいことになります。

もしも、一般社員の中に売上と利益の双方を意識して仕事をする人がいたら、その人は将来のリーダー候補ですね。

一般社員にとって大事なのは自分でコントロールできる「売上○○万円!」のほうですが、経営者にとってより重要なのは「利益」であり、したがっていつも「費用」のことを頭に入れておかなければいけません。

利益を考えるときに「費用」は避けては通れないコストです。

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サラリーマンの中には、新年の目標に「年収○○万円!」などを掲げる人がいます。

転職活動でも、「希望年収○○万円」という希望を言う人も多いと思います。

ここに気をつけなければいけないことは、その年収に隠されたワナ・・・犠牲にしなければいけない自己コストです。

つまり、それだけの高収入を得るためにどれだけ自分の時間などを費やさなければいけないのかを正しく知っておく必要があるということです。

仮に年収が3割増しとなっても、忙しさは従来の3倍もある・・・とか、今までの2倍の勤務時間を要する・・・というのではちょっとうまくないと思います。

いくら収入が多くても、それ以上にコストをかけていたのでは得られる本当のお金は減っていると言えます。

会社では経営者が利益を重視し、どんなに売上があってもそれ以上に費用がかかるようなことは行わないのと同じように、サラリーマンも見せかけの年収がいくら増えてもそれ以上に自己コストがかかるようなら見送る勇気も大切です。

特に妻子持ちの人は気をつける方が良いと思います。

表面的な収入金額に隠されているワナに気づき、自分の人生を謳歌できるのはどっちなのかを見極めたうえでの選択と決断が大事だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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