「お金・・・何よりいやしく、しかも不愉快なのは、それが人間に才能さえ与えてくれるからだ」
・・・と、ロシアの文豪ドストエフスキーは言いました。
お金があれば幼い頃からピアノを習ったり、バレエを習ったり、テニスを習ったりして、自分の才能開花の選択肢を広げることができます。
そういう意味では「才能さえお金で買うことができる」のかもしれません。
ただし、お金で買うことができるのは別の観点で言えば「時間」であり、「そうしたことを習う時間を買える・・・」とも言えます。
それを続けて自分の才能として開花させるのは、やはり自分の努力であり、習慣であり、行動力だと思います。
お金さえあればなんでも買えるとか、何でも手に入れることができる・・・と考えるのは、ドストエフスキーが言うようにちょっと不愉快ですね。
お金に自分の人生が支配されているように感じるからでしょうね。
自分がお金を支配するほうが大切です。
お金は人に幸せをもたらしてくれる大切な道具みたいなものですが、万全ではないと思いますし、お金の亡者になることを推奨したくはありません。
お金に使われる自分になるのではなくて、あくまでもお金を使う自分でありたいものですね。