人は、「自分ではコントロールできないことをあれこれ考えて悩んでしまう」・・・という傾向が少なからずあると思います。
自分ではどうしようもないことをあれこれ考えても結果は出ませんし、何も生み出されることはありません。
冷静になればそうわかることなのに、でも、どうしてもあれこれと悩んでしまうのが人間の特性の一つだと思います。
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サラリーマンは、日々会社で働く中でさまざまなストレスを感じていると思います。
一週間という7日間のうち、5日もの日々と時間を組織(上司)にコントロールされている以上、そこには必ずストレスが生じるものです。
そうしたことが続くと、いったい誰のための人生を生きているのか?・・・と言いたくもなります。
でも、給料(お金)を稼がないと生きていけないし、家族を養うこともできません。
だから、多少の理不尽さには目をつぶって黙って従うしかない・・・というあきらめの境地も確かに必要かもしれません。
でも、問題は「それをいつまで繰り返すのか?」・・・です。
いつまで我慢し続けるのか?・・・です。
自分でコントロールできないことにあれこれ悩んでも解決しないことに時間を費やすのは時間がもったいない・・・と思います。
自分で「 時間 」と「 責任 」を自分でコントロールできるということは、最高に価値のあることだと言えます。
「誰にも指示されない」「全部自分で決めることができる」「責任は自分にある 」という状態こそが、人間として本来あるべき姿なのかもしれません。
また、そうした状態にあることはこの上なく幸せな状態だとも言えそうです。
私自身、リタイアしてそう気づきました。
人は何でも「その場にならないと/その時にならないと」気づけないことが多々あるものですね。