これまでの人生を通していろんな人に出会ってきましたが、思い起こしてみればその中でその人なりの明確な目標を持っていた人について言えば、「貧困で苦しんでいた人はいなかった」ような気がします。
もっと言うと、(実際はどうか別として)自分が貧困で苦しんでいるそぶりをしていた人はいなかった・・・と思います。
明確な目標を抱いてその実現・達成に向けて活動している人というのは、たとえ今の経済状況(家計状況)がどうであれ、そんなことに意識を振り向けることなく自分の目標に向かってまっしぐら・・・といった感が強いからかもしれません。
そんなことに意識を割く間もなく、したがっていつも暗い表情や苦しい表情を見せることがない(なかった)のだと思います。
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実際、「明確な目標」を持って活動をしている人というのは、たとえ周りから見れば若干の貧困層に見えたとしても本人にはその気(意識)がなく、そんなことよりも未来の自分の目標達成のほうに強く意識を向けています。
だから「貧困にあえいで苦しんでいる人を見たことがない」・・・と思えるのだと思います。
サラリーマンにしても自営業者にしても企業の経営者にしても同様です。
ただし、「目標」ではなく単に「夢や希望」を抱いているだけの人の中には「お金に困っている」人が多くいます。
違いは「目標設定ができていない」という点にありますが、もっとかみ砕いていえば「夢の実現、希望の実現に関して期限・納期の設定ができていない」ということが言えそうです。
それだけ「本気度が薄い/弱い」と言えるからだと思います。
「夢や希望」に向かって何らかのアクションを起こしているうちに、たまたま何かのラッキーで大金が転がり込むことがあります。
ここで目標設定がしっかりできていない人だと結局はこの大金を何年もしないうちに失うようになり、もったいない生き方をしてしまう傾向があります。
たまたまのラッキーや幸運をも自分の成長の糧として活かしていけると幸運がどんどん加速して舞い降りてきます。
「目標」を抱いている人にネガティブ/貧困層はいない・・・という認識を持ち、だからこそ余計に自分なりの目標を明確にして日々の人生を歩んでいくと良いと思います。